心理カウンセラー愛夫家りお

 パートナーシップと家族とわたし

心の傷にふれる出来事があると、とたんに動けなくなるのは普通です。そんなわたしにご褒美を!

つらいですよねぇ。あぁ、わたしはもう元気だし、いろいろ順調だし、まわりの人は素敵だし、しあわせだし、大丈夫だーと思っていたらですよ。何気なくちょっとのぞいたSNSが、何気なくちょっと耳にした音楽が、何気なくちょっと見た風景が、グッサリ刺さる。わたしは何をしてるんでしょうね!そんなに自分を罰したいですか?!Mですか?!とも言いたくもなる、心の傷に塩すりこみ事件勃発です。

そんなつもりはまったくなかったのに。

何もないところでつまづいて転ぶ感じでしょうか。あれって恥ずかしいですよねぇ。誰も見てないというのに、「いや。気づいてないフリしてるだけで、みんなわたしがコケたことを嗤ってるに違いない」という、得意の思い込み断定で泣きそうになりながら、「えへへ」なんてニヤニヤ立ち上がるという。

哀しいです。

我慢したり頑張りすぎたりする自分を手放して、体も心も緩んでくると、感情を感じやすくなってきます。わたしってこんなに弱かったっけ?とガッカリするくらい、涙もろくなったり、怒りっぽくなったり、派手に喜んでしまったりします。

これは、順調に「素の自分」になっていってる成長の証なんですねぇ*1。すばらしいですね!


とはいえ、センサーの感度が上がっているときに、思いがけず、心の傷にふれる出来事があると、痛くて痛くてたまらないのは本当にそうです。勘弁してほしいなぁと切に願うところです。

わたしの場合は、とたんに動けなくなります。腹の底にズドーンと鉛の塊でも撃ち込まれたかのようになって、ガックリ肩も落ちて、体に力が入らなくなります。やる気はそこまで落ちないにしても、今はしあわせな現実がある!とわかっていても、体が全然動きません。しかも、しあわせだなぁと感じている最中に、不意に泣きたくなってしまったりもします。

近所の友だちと一緒に遊んでて、楽しいなぁと大笑いしてたら、不意に、引っ越してったあの子の顔が頭をよぎって、寂しくなって泣けてきた。泣いちゃったよ。そんな感じです。

しっかり者で、頭でキチキチ考えて、手早くテキパキと家事したり仕事したり、みんな大丈夫か気遣いレーダー飛ばしたりしてる自分にしてみれば、感情が急変する自分なんて、仕事のできねーヤツで、足手まといで迷惑だったりするんですよねぇ。もうすぐ出かけるから、わたし、急いで準備してるのに、お茶こぼして服汚れたーってベソかく自分、「何やってんの?!」って腹が立ちますよ、まったく。そんな感じです。

まぁでも、そんな自分もあんな自分も、全部わたしです。なので、仕方ないんですよねぇ。いいんです、それで。大丈夫。

と、立ち直りはだいぶ早くなりました。これも、毎日、簡単なことで自分を褒め続けている*2ことと、「まぁ、わたしはわたしだしね」という自分軸のおかげです。事件報道の容疑者の発言、あの読み上げって、いつもあくどいですよね。「悪気はなかった」が、反省の色一つないような口ぶりで読み上げられてる。あんな風に、「まぁ、わたしはわたしだしね(フッ」と自信満々に言ってるんじゃないんですよ。最初は無感情無感覚。今回みたいに落ち込んだ時は、「まぁ、わたしはわたしだしね(震え声)」だったり。なんなら、涙目だったり。いや、泣いてたりします。泣くと鼻水でぐちゃぐちゃしちゃうので、「わだじはわだじだじ」と言って鼻をかむのが精一杯だったり。


ああ。なんだか哀しくて泣けてきました。ホントかわいそう。頑張ってるのね、わたし。ああ。愛おしくてまた泣けてくるわ。

というわけで、今週は、どうしても行きたいライブが2つあって、選べないから2つとも行く!と、「好き」を総取りすることにしました。頑張っているご褒美です。なので、休めるものは全力で休んで(ブログも休んで)、心も体もライブに備えたいと思います。出演者か?という勢いですね。いえ、ただの客です。でも、ここまで気合入れて聞きに行く準備をするとなると、ただの客とは、少々謙遜しすぎかもしれません。

わたしって、めちゃくちゃいい客じゃん!

見事、自己肯定感UPです。

そんなわたしに、更に褒美を!(たこ焼き一つ、こうたろか。)