素顔のわたしでラク~に生きる、クリスチャン心理カウンセラーの愛夫家(あいふか)りおです。
「自己肯定感を上げましょう。そうすれば生きやすくなります」ということを、皆さんもよく耳にすることと思います。
同時に、ぜひそうなりたいとは思うものの、どうしたらいいのかわからない、そもそも自己肯定感ってナニ?と立ち尽くしてしまうこともあるかもしれません。
わたしがそうでした。
そこで、今日から数回にわたって、自己肯定感とは何か?自己肯定感はどうやったら上がるのか?ということを、「感情」をキーワードにお話していきたいと思います。
今日はその第1回目。
自己肯定感とはどんな感覚か?を明らかにしながら、自己肯定感を上げるには「感情」が大切であること、中でも「好き」という「感情」に注目すると良いよ!というお話をしようと思います。
自己肯定感とは?ありのままの自分を受け入れる感覚
自己肯定感とは、「今の自分をそのまま、ありのままに受け入れ」て、「自分は自分で良い」と感じられる感覚のことを指します*1。
とてもシンプルです。
けれども、ときには、それがなんだか難しく感じられることもあります。
「そのまま」「ありのまま」の自分を認めようとすればするほど、「こんな自分じゃダメだ」「こんなわたしなんて嫌い」という気持ちが噴出して、つらくなってきたり。
あるいは、自分ではやってるつもりなんだけど、「これであってるのかな?」「これで十分なのかな?」という不安がつきまとってきたり。
そのせいで、「自分は自分で良い」という軽やかな気持ちになれないこともあります。
実はそんなときも、自分が感じていることをそのまま認めてあげることが大切です。
たとえば、
「こんな自分じゃダメだ!」と、自分を責めているなぁ。
「こんなわたし見たくない!」と、自己嫌悪してるなぁ。
「正しいか正しくないか、わからない…」と、不安になってるなぁ。
「ちゃんと出来てるのか、自信がない」と、気おくれしてるなぁ。
という風にです。
このように、自分の感じていることを受け止めて、「まぁ、そう感じちゃうのも無理ないよね」「そう感じるのも仕方ないよね」と認めてあげて、「そうかそうか」と自分にOKを出してあげると良いのですね。
それが、自己受容、そして自己肯定です。
そう肯定して、自分を許す感覚、落ち着いていくような感覚、自分はそれで良いと感じられる感覚を、自己肯定感(がある)と言います。
それは、とても軽やかで、「いい気分」のものです。
わたしたちは、日々、様々な感情に心を揺さぶられます。
ネガティブな気持ちになるときも、少なくありません。
けれども、自己肯定感が上がって来ると、そこから「いい気分」に回復できるスピードがだんだん速くなって来ます。
そして、自己肯定感が上がってくると「自分で自分の機嫌がとれる」ようになるので、自信もついてきて*2、さらにいっそう軽やかに生きることができるようになって行く、というわけです。
自己肯定感が低かった過去のわたし:「好き」との出会い
以前のわたしは、自信のない、とても自己肯定感の低い人間でした。
他人からは、見た目からは全然想像つかない!と驚かれることがほとんどだったので、誰かに察してもらったり、気遣ってもらうことは、ほとんどありませんでした。
かつ、わたし自身も、誰かに助けを求めるにはどうしたらいいのか分からなくて、助けを求めたことがほとんどありませんでした。
わたしは、びくびくしながら、一人、何とかしようともがいていました。
でも、どうしたらいいものか……。
そんな風に、途方に暮れていたある日のことです。
ネットのお勧め記事に、カウンセラーの根本裕幸さん(のちに、わたしの師匠となる方です)のブログが紹介されていました。
初めは、「この恋愛相談、面白いなぁ。自立系武闘派女子?すごいネーミング!」と、随分気楽に楽しんでいました。
ところが、毎日読み続けているうちに、「あれ?これって、わたしに必要なことかも!?」と気づかされました。
そこで、「自己肯定感」を上げていく取り組みを始めました。
けれども、あまりにも「今の自分」が嫌いなせいで、「今の自分をありのままに受け入れるなんて無理だ……」と悲しくなって、諦めそうになってしまいます。
また別のときは、「今のわたしには、自信をつけるための挑戦なんて何も出来ないから、無理だ……」と、ひどく落ち込みそうにもなります。
そんな風に、何につけても「自分はダメだ」「自分には出来ない」という内なる声に苦しめられて、くじけそうになりました。
そのたびに、わたしは「自己肯定感を上げて、生きやすくなりたい!」と自分を奮い立たせました。
そんな中、わたしの目に飛び込んで来たのは次の言葉でした。
「感情をありのままに認めること」。これが自己肯定感をあげながらライフワークを生きるポイントです。
そして、その最たるものが「好きなものを好きと認める」ことです。*3
え?
ええ?
わたしは驚きました。
自己肯定感を上げるには、「好きなものを好き」と認めるだけでいいの?
「好き」っていう感情を、ありのままに「好き!」と認めることで、自己肯定感はあがるの?
そうしたら、ライフワーク、すなわち、「自分らしい幸せな生き方」まで手に入っちゃうの!?
すごい!
なんて素敵なんだろう!
なんてわくわくするんだろう!
しかもとっても簡単そう!楽しそう!
自己肯定感が低いと感じるなら、『好き』という感情に目を向けてみよう
さっそく、わたしはワークに取り組んでみることにしました。
「好きなこと、心地良いこと、自分がわくわくすること、笑顔になれること」を、年齢×10コ見つけるチャレンジです。
(当時は最低でも480個でした。すごい数じゃ!)
わたしは、「かつてのわたしは多趣味な方だし、今も好奇心だけは旺盛だから、こんなのすぐにたくさん見つかるはず!」と思っていました。
ところが、意気揚々とノートに書き始めたはいいものの、たったの3つくらいで手がとまってしまいました。
わたしは、そんな自分に愕然としました。
しかも、「好き」という感覚が分からない。
「好き」という感情も分からない。
あれ?
あれあれ?
ポロポロと涙がこぼれました。
わたしは、こんな自分に今まで全く気づきませんでした。
そのことが、とてつもなく悲しく感じられました。
わたしは、長い間の自己否定や自己嫌悪、人の目を気にする怖れなどで、すっかり自分の「感情」にフタをしてしまっていたのでした。
『わたしは、もう、フタを開けよう。』
『わたしは、もう、「好き」と言ってもいい。』
そこで、わたしは、まずは身の回りの小さなことに「好き」を感じてみる練習を始めました。
さながら、「好き」検知レーダーを常に持ち歩いて、日常のあらゆる場面で、「わたしはこれを好きかな?どうかな?」と調べて行くようなイメージです。
たとえば、朝起きて手にする歯ブラシの色。それをわたしは好きなのかな?と自分に問いかけて、「好き」かどうか、自分の感覚や感情を探ってみる、という具合です。
あるいは、スーパーに行って、山と積まれたレタスを前に、「わたしはどれが好きだろう?」と、全部同じに見える中から一つだけ、直感的にコレ!と感じたものを買って帰る、という具合です。
自己肯定感が上がらない?それは「好き」という感情を見逃しているからかも
皆さんは、自分の「好きなこと、心地良いこと、自分がわくわくすること、笑顔になれること」を、年齢×10コ、見つけることができそうですか?
是非、挑戦してみてください。
そして、もし、かつてのわたしと同じように「自分の『好き』が分からない」という人がいたら、自己肯定感をあげていくチャンス、生きやすくなっていくチャンス到来です!
これから一緒に、「好き」を見つける練習をして行きましょう。
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自分の「好き」という感情を感じることが出来るようになってくればくるほど、自己肯定感も上がっていきます。
自分の「好き」という感情を認めて受け入れてあげればあげるほど、「今のありのままの自分」「そのままの自分」を受け入れてあげることが、たやすくできるようになっていきます。
自分の「好き」という感情にOKを出してあげればあげるほど、「わたしはわたしでいい」と、素顔の「わたし」でラク~に生きることができるようになっていきます。
ですから、まずは身の回りの小さな「好き」からで大丈夫です、色んな「好き」を見つけていきましょう。
もし、「どうすればいいのか分からない」と途方に暮れる感じや、「好きという感覚や感情が分からない」となんだか悲しい気分になるようであれば、そんなときは一人で抱え込まず、カウンセリングにいらしてくださいね。
一緒に、途方に暮れる感じも、なんだか悲しい気分も、「今の自分をありのまま、そのまま受け入れて」あげましょう。
そして、一緒に、「自分はそれで良い」とOKを出してあげましょう。
もし、痛みや悲しみが深ければ、そんな、「好き」にフタをしなければならなかった「あのときの自分」を、一緒に探しにいきましょう。
そして、「もう「好き」と言っていいよ」と、一緒に「あのときの自分」を抱きしめてあげましょう。
そして、「今の自分」と一緒に、「好き」をたくさん探してみましょう。
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「好き」と感じることを自分にゆるし、のびのびと「好き」を楽しめるようになればなるほど、わたしたちは、どんどん、自分を「好き」になっていくことが出来ます。
そして、「自分のことが好き!」と喜びを感じられるとき、わたしたちは、より軽やかに、自由に、生き生きと、自分らしい人生を生きることが出来ます。
一緒に、幸せになっていきましょうね。
りお
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