愛夫家りお

心の深みに潜む感情に気づき、生きやすさを手に入れるサポートをいたします

正解主義を手放して、もっと自由に。〜「どうしたらいいのか、わからない」から抜け出す心の処方箋①〜

素顔のわたしでラク~に生きる!クリスチャン心理カウンセラーの愛夫家りおです。

 

 

大学院卒・元国語教師のわたしが、あなたの物語を共にたどり、愛と命と光につながるお手伝いをします。

 

 

「人を恐れると罠にかかる。しかし主に信頼する者は守られる。」(箴言29:25)

 



エアコンの設定温度、どうしてますか?

 

 

今年も暑いですね。

 

 

短い梅雨に続く猛暑。

 

 

ようやく7月が終わったばかりというのに、体には随分夏の疲れがたまっているような感じがします。


 

(今日は30日。まだ31日があったね)

 

 

皆さん、お体は大丈夫でしょうか?

 

 

さて、エアコンの設定温度ですが、「28℃が正解」と言われたりしますね。

 

 

ところが、実際は暑かったり寒かったり、人によって感じ方は様々です。

 

 

夫婦や親子でも「暑い」「寒い」の言い争いになることも…。

 

 

実はこの「正解を探す」姿勢。

 

 

心の癖としての「正解主義」が関係しているのかもしれません。

 

 

正解主義ってなに?|特徴と苦しさ

 

 

わたしたちを苦しめる「正解主義」。

 

 

それは、「物事には必ず一つの正解がある」と思い込み、「どうしたらいいか分からない」「間違えたくない」と悩んでしまう心の癖のことです。

 

 

「正解主義」があると、わたしたちは「どうしたらいいのか、わからない」と悩み、「間違えたくない」という強い不安に駆られます。

 

 

そして、常に「正しいかどうか」で物事を判断しようとします。

 

 

その結果、次のような状態に陥りがちです。

 

 

・自分の答えに固執し、他者の意見を否定しやすくなる

 

 

・柔軟な発想ができなくなり、視野が狭まる

 

 

・「間違えること」への強い恐怖を抱える

 

 


悲しいですよね。

 

 

正しいことをしているから、自由で、自分に誇りが持てて、安心できると思いきや。

 

 

なんだか窮屈で息苦しくて、自分が愚かになったような感じがして、不安でたまらなくなるなんて!

 

 

わたしも「正解主義」信者でした

 

 

わたしも長い間、「正解を探し続ける人間」でした。

 

 

何かにつけ、

 

 

「どうしたらいいか、分からん」

 

 

と、モヤモヤして、どうすればいいのか知りたくて、一生懸命、「正解」を探していたように思います。

 

 

その向上心、成長意欲、探求心、学究心は、素晴らしい才能です。

 

 

でも、その努力の根っこには「一番正しいことが何なのか、分からないことが怖い」という不安がありました。

 

 

そして、正解を見つけなければいけないというプレッシャーに、いつも追われていたのです。

 

 

ところが、正解を探し求める中で、時々、好奇心が満たされて嬉しくなったりすることもありました。

 

 

なので、苦しいのに、「でも、楽しいこともあるし」と、自分を追いつめることをやめようとしませんでした。

 

 

皆さんは、「どうしたらいいのか、わからない」と口にすることはありますか?

 

 

もし、しばしば口にするようであるなら、かつてのわたしと同じように、正解主義の傾向があるのかもしれません。

 

 

どうしてわたしたちは正解主義になるの?

 

 

なぜ、わたしたちは「正解主義」に陥ってしまうのでしょうか?

 

 

その裏には、いくつかの心の傾向や感情が隠れていることがあります。

 

 

思いつく限り、あげてみますね。

 

 

 1. 無価値感

 

 

「間違えたら、やっぱり自分はダメな人間だと証明されてしまうのでは」という怖れ。

 

 

2. 完璧主義

 

 

100点じゃないと価値がないと思い込む。

 

 

3. 劣等感

 

 

「自分は劣っているから、常に正しい答えを探し続けなければならない」という焦り。

 

 

4. 罪悪感

 

 

少しのミスでも、誰かに迷惑をかける気がしてしまう。

 

 

5. 無力感

 

 

「どうせ何をしてもダメ」と思いつつ、間違えないよう必死。

 

 

6. 怖れ(罰や拒絶への恐怖)

 

 

 間違えると怒られる・嫌われるという感覚がある。

 

 

7. 自己嫌悪(自己否定感、自己不信感)

 

 

 自分の感覚を信じられず、常に他者の正解を求めてしまう。

 

 

8. 他人軸・依存傾向

 

 

自分よりも「他人にとっての正解」を優先してしまう。

 

 

9. 承認欲求

 

 

 「正しいことをしていれば、認めてもらえる」という思い込み。

 

 

いかがかでしょうか?

 

 

「どうしたらいいか、わからない」と感じるときのあなたに、何かあてはまるものはあったでしょうか?

 

 

どうしてそんな「心の癖」が身についたのか?

 

 

ここまで読んでくださった皆さんは、

 

 

「どうしてわたしは、こんなにも正解を探してしまうのだろう?」

 

 

そんなふうに思われたかもしれませんね。

 

 

それには、もしかすると、こんな過去の経験や環境が関係しているのかもしれません。

 

 

一つ一つ、具体例を挙げて見ていきましょう。

 

 

1. 無価値感を感じるようになったのは…

 

 

子どものころ、頑張っても、誰にも褒めてもらえなかったからもしれません。

 

 

むしろ「もっとできるでしょ」「それぐらい当たり前」と言われていたかもしれません。

 


それで、「わたしには価値がないのかも…」と感じるようになってしまったのかもしれません。

 

 

2. 完璧主義になったのは…

 

 

テストで95点を取っても、「なんでここを間違えたの?」と言われたことがきっかけかもしれません。

 

失敗よりも成果ばかりが見られるような環境では、完璧でなければ認められないと感じてしまうのも無理もなかったかもしれません。

 

 

3. 劣等感を持つようになったのは…

 

 

兄弟姉妹やクラスメートと比べられ続けたり、「〇〇ちゃんはできるのに、あなたは…」なんて言われていたからかもしれません。

 

 

もしそうだとしたら、自然と「自分は劣っている」という思いを抱いてしまうのも無理のないことだったかもしれません。

 

 

4. 罪悪感を背負うようになったのは…

 

 

小さな失敗であっても、「あなたのせいでこうなった」と言われたり、自分の行動が誰かを困らせたときに、責められることが多かったのかもしれません。

 


それで、「申し訳ない」「また迷惑をかけた」と、何度も自分を責めるうちに、「正しくあらねば」と力が入るようになってしまったのかもしれません。

 

 

5. 無力感に覆われたのは…

 

 

何をしても否定されたり、頑張っても報われなかったり…。

 

 

そうした経験が続いて、「どうせわたしなんて」と思ってしまうようになったのかもしれません。

 

 

それでも、無力な自分が露呈しないように、「正解」を盾にしてなんとか耐えて来たのかもしれません。

 

 

6. 怖れ(罰や拒絶への恐怖)るようになったのは…

 

 

子どもの頃、少しでも間違うと、強く叱られたり、怒鳴られたり、責められたり…。

 

 

そうした経験があると、自然と「間違えたら怖い」と感じるようになります。

 

 

また、些細な失敗でも、「だからダメなのよね」と否定されたり、友達に笑われたり、仲間はずれにされたりした経験があるのかもしれません。

 

 

すると、「間違えると、愛されない」「嫌われる」という恐怖が、心の奥に根を張ってしまうことがあります。

 

 

その結果、間違えないために「正解」を必死で探してしまう心の癖が生まれてしまったのかもしれません。

 

 

7. 自己嫌悪(自己否定感、自己不信感)を抱くようになったのは…

 

 

過去に自分の選択でうまくいかなかったり、「どうしてそんなことしたの?」と何度も責められたり…。

 

そのようなことが重なって、「自分はダメだ」「自分の感覚は信じちゃいけない」と、自分の心を否定する癖が身についてしまったのかもしれません。

 

 

すると、何かを選ぶたびに自信がなくなって、「わたしの判断ではダメ。外に正解があるはず」と、他人の意見や社会の基準に頼るようになってしまいます。

 

 

8. 他人軸(依存傾向)になったのは…

 

 

「家族に合わせないと迷惑がかかる」

 

 

「先生や上司に嫌われたくない」

 

 

「みんなに合わせておいた方が安全」

 

 

そんな思いが強かった時期が長く続くと、自分の感覚よりも、他人の基準を優先する癖が身についてしまうことがあります。

 

 

それが積み重なると、「わたしがどう感じるか」よりも「人がどう思うか」が気になってしまって、「正解=他人にとって望ましいこと」と信じるようになってしまいます。

 

 

これはとてもよくあることですし、優しい、思いやりの深い人ほど、陥りやすいパターンといえそうです。

 

 

9. 承認欲求が強いのは…

 

 

「ちゃんとできたね」「えらいね」「すごいね」と、誰かに褒めてもらった経験が少ないと、心の中に「わたしはちゃんとやれているのかな?認めてもらえるかな?」という不安がずっと残ります。

 

 

だから、正解を探して「間違わないように」「失敗しないように」と頑張る傾向が強くなってしまいます。

 


「正しいことをしていれば、きっと誰かに認めてもらえる」

 

 

「がんばっていれば、見てくれる人がいるはず」

 

 

そんな一途な思いが、知らず知らずのうちに、「正解を探さなければいけない」という焦りに繋がっていったのかもしれません。

 

 

まずは、自分を抱きしめよう|自己肯定という第一歩

 

 

こうして見てくると、「正解主義」と言われる心の癖は、自分を守るための生存戦略だったと気づかされます。

 

 

わたしたちが、たくさんの痛みや不安を乗り越えて「もうこれ以上傷つかないように」と、一生懸命、頑張ってきた証拠ともいえそうです。

 

 

ですから、まずはこう声をかけてあげたいですね。

 

 

正解を探して頑張ってきた自分に、「よくがんばってきたね」。

 

 

「わたしを守ってくれて、ありがとう」と。

 

 

わたしをこんなに苦しめる「正解主義」だから、無くすべきだ!あってはいけない!と自分を否定したり責めたりしなくてもいい。

 

 

頑張ってきた自分に思い遣りをもって接するところから、自分らしく自由を感じて生きる一歩が踏み出せる、とわたしは思っています。

 

 

つづきは・・・|じゃあ、どうやって手放せばいいの?

 

 

正解主義の心理や、その背景が分かったところで、次回は!

 

 

「正解主義を手放すための具体的なステップ」についてお話したいと思っています。

 

 

・どうしたら正解主義を手放せるの?

 

 

・わたしの体験:〇〇のとき、どうやって抜けたか

 

 

・自分の感覚に戻ることの大切さ

 

 

という内容になる予定です。

 

 

どうぞ、お楽しみに。

 

 

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