心理カウンセラー愛夫家りお

 パートナーシップと家族とわたし

プロフィール。りおってどんな人?

熊本県生まれ、広島県育ち。話しことばは広島弁静岡県在住。本が好き。元中学高校国語教師。クリスチャン。元聖歌隊員。笑うと目が無くなる奥二重。遠視。前髪は基本眉上。子どものいない50代主婦。猫派。スカート派。海外ドラマと映画が好き。クラシックからメタルまで音楽が好き。ピアノ練習中。夕飯づくりを放棄中。夫は元鋼鉄ロックマン*1、現ヘラクレスオオカブト*2。そんな夫に愛される愛夫家。(2023.3.31)


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【生い立ち】

~20代
熊本出身の厳しい父と、同じく熊本出身、夫の後ろを3歩下がってついていく我慢強い母の元、第1子として誕生。2歳、3歳下にそれぞれ弟がいる。

幼稚園の頃からエレクトーンに親しみ、小学生時代は陸上・水泳と活発に過ごす。「姉の背中を見て弟は育つ」という父の教育方針のもと厳しく躾けられる。

小学2年のある日、母に「あなたは少し叩かれないとダメだから」と言われ、今後、父の折檻からかばってもらえないと知り愕然とする。

小学5年の夏、興味から、近所のプロテスタント教会へ通うようになる。聖歌隊に所属。ソプラノ担当。

中学では、吹奏楽部でクラリネットに情熱を傾ける。また、詩のコンクールや弁論大会で受賞するなど、国語を好む。生徒会副会長を任され、サポートする立場での実力を存分に発揮。

高校では、入学3日目にして「死んだ魚のような目をしている」と担任に呼び出される。成績は右肩下がり。

男子と絡むことに色々な面倒を感じ、もっぱら女子だけを意識して過ごす。酷い疲れからしばしば早退。生徒指導教諭の「真面目に見えるから許可がなくてもバレないよ」という言葉を受け、そのうち勝手に学校を抜け出すようになる。

他方、引き続き、吹奏楽部でクラリネットに情熱を傾ける。アンサンブルで中国大会に出場。鬼副部長としてサポートする立場でみんなを支え、顧問からも頼りにされる。

恋愛は、片思いの失恋を経験。その後、両想いになったかと思えた人には二股をかけられ、またもや失恋。誰にも打ち明けず。勉強が手につかず受験に失敗。モヤモヤしつつ進路に悩むも、担任の「思い切りやっとらんけぇじゃろう」という言葉にハっと目が覚め、浪人を決意。

浪人時代、一心不乱に勉強。と同時に、遊び人グループに自ら近づいて片足をつっこむ。そこでの色恋沙汰に翻弄されつつも、父待望の国立大学に合格。

大学では、国文学を学ぶ。家庭教師などのバイトに勤しみ、奨学金を得つつ研究者を目指す。浪費家で、単位を落としては留年する彼と付き合うも、進学を決意し別れを告げる。

大学院では、水を得た魚のような自由を満喫。24歳の時、大切な幼なじみを失う。追悼文集づくりに奔走。彼の親友(のちに夫となる)から多大な協力を得る。

大いなる疲労感から休学を望むも、博士課程を中退、結婚。静岡へ。中学高校の国語教師となる。NHK広島放送局からの取材を受け、広島の思い出を語る。

30代
過労で抑うつの診断。休職を余儀なくされ引きこもりの暮らしに突入。失職。子ども時代の虐待の記憶に苦しむ。教会からも足が遠のく。両親、弟たち、親類縁者との関係を断絶。知人友人との連絡も絶つ。

昼夜逆転、着替えもせず風呂も入らずネット依存の生活。たまの外出は、見知らぬ男性との密会。アダルトサイトでの副業。煙草への逃避。夫からの非難。愛猫を失ってのペットロス。通販依存。ゲーム依存。高額商品のローン返済。度重なる主治医の変更。家出。家庭内別居。

夫・信仰・お金に対する強い罪悪感、このまま無為に老いて行くことへの絶望感に苛まれる。このような自分は到底愛されるはずがないと、失意のうちに引きこもり続ける。


40代
自身の貯金が尽きる40歳、社会に出ることも叶わず、児童文学研究者の道もついえる。「働かざる者は食うべからず」という子ども時代からの観念の元、このまま夫に養われ続けるのは申し訳ない、生産性のないわたしは死ぬしかないと思い詰める。

しかし、中学生時代に出会った、クリスチャンの老婦人方の人生を思い出し踏みとどまる。

40代半ば。食事と排泄以外は寝たきりとなり体中が痛む。妊娠出産子育てもせず、母でもない、女としての魅力もない、食べて寝るだけの何もできない妻である自分を責め続ける。

しかし、籠の中の鳥のような人生であっても、命あって生き続けるのならわたしは生きるよう、と肚を括る。

人は一人では生きられないと、社会に出てコミュニケーションを取る方法を模索。日曜礼拝への出席を再開。また、趣味を介した人間関係なら何とかなるかもしれないと考え、ジャズ・ボーカルの教室へ参加。音楽って素晴らしい!

しかし、引きこもりから脱したばかりのわたしに、人前で歌うことは余りにも高いハードル。加えて、対人恐怖やNOの言えない自分に身も心もすり減る。

40代後半。改めて、一から一人、社会生活に慣れる練習をしようと思い立つ。この頃、心理カウンセラー根本裕幸さんのブログを知る。自分軸・自己肯定感の大切さと、それらを身に着けて行く方法を知り泣き崩れる。愛読書は『人のために頑張りすぎて 疲れた時に読む本』(大和書房)

コロナ禍、SNSを再開。音楽活動をする人々の応援をスタート。コミュニケーションにおける様々な「怖れ」と対峙。Facebookで高校時代の友人たちと再会。「生きとったー!死んどるか離婚しとるかのどっちかじゃ思うとったー!涙」と喜ばれる。

さらに自分の心と向き合うため、心理学の勉強を進める。JADP認定メンタル心理カウンセラー(R)、上級心理カウンセラー、カラーセラピスト、資格取得。長期にわたる夫とのセックスレスを解消。

50代~
2023年2月、根本さんのお弟子さん制度6期修了。心地良い居場所、心強い仲間と先輩を得る。本気で楽しむ人たちと本気で楽しめるわたし、助けを求めることの出来るわたし、どんな自分をも許せるわたし、になる。

出会った全ての人に感謝しつつ、夫と共に心からしあわせに暮らしている。心理カウンセラーとして働くために準備中。

みんな、ありがとう!わたし、生きててよかった!

*1:根本裕幸さんのブログに登場する、感情を抑圧して生きている超自立男性の総称。ロックマンとは?~その傾向と対策、50選~ | 心理カウンセラー根本裕幸

*2:根本裕幸さんのブログに登場する「今の私にとってぴったりな/めっちゃええ/出会いたかった理想の」男性の総称。